2015年10月2日金曜日

退院後の注意点

退院する時にプリントをもらい注意を受けましたので内容を見てみましょう。

痔瘻手術 退院後の注意点


 退院される患者さんへ



ご退院おめでとうございます。退院に際し、注意して頂く事項についてお知らせ致します。

 定期診察について



次回の診察は3日後になります。
退院後に使うお薬や軟膏は、退院の日に隣の薬局でお受け取り下さい。

  肛門の処置のしかた



毎日入浴し肛門の清潔に努めましょう。
排便は力まず、5分程度ですませましょう。

A) 排便後、肛門をゴシゴシこすらずに、きれいに洗い流して、充分に水気を取りましょう。
ウォシュレットやシャワーを使用するか、洗面器にお湯をはり、ガーゼ等で便を洗い流して下さい。

B) ガーゼについて
ガーゼは傷口からの浸出液を取り、傷口を保護するために使用します。
傷口がほぼ治るまでご使用下さい。
次回の診察日までに必要なガーゼを受け付けでお受け取り下さい。

C) チューブの軟膏は1日2回朝と夕方(入浴後)にお使い下さい。

 痛みと出血について



食事や日常生活が不規則になると便秘や下痢を起こし、肛門の傷口に痛みや出血をおこすことがあります。
傷口が治るまでスムーズな排便をこころがけましょう。

A) 痛いとき
排便後の軽い痛みはしばらく続きますがご心配いりません。
痛みがある時は、肛門部を暖めたり、痛み止めの薬を服用して下さい。
痛みがひどくて我慢できないときは、ご連絡下さい。

B) 出血したとき
排便後少量の出血は傷口が治るまでみられます。
ガーゼをとおりこして下着を汚すような出血や、排便後に血液のかたまりがたくさん出た場合、ご連絡下さい。

  便秘になったら



A) 朝食をとることで、大腸のはたらきが始まります。この時期に排便をする習慣をつけましょう。

B) 毎朝起床後に、冷たい水や牛乳などを飲んで、おなかに刺激をあたえてみましょう。
食物繊維を多く含む海藻、きのこや豆類を食べましょう。

C) 野菜は、生で食べるよりは、炒めたり加熱して食べた方が、より多くの食物繊維がとれます。

  日常生活について



A) アルコールは
退院後2週間すれば、少しずつであれば問題ありません。

B) 運動、スポーツについて
退院後1ヶ月もすればよいでしょう。しかし、傷口が残っている時は、肛門に負担がかかるためやめておいた方がよいと思われます。

C) 自転車、バイク、車の運転について
自転車・バイクの運転は退院時にご相談下さい。
車の運転は、1時間に1回程度休憩を取る様にしましょう。
座席にクッションを敷くのも良い方法です。
長期出張や旅行等に行かれる場合は、先生にご相談下さい。

D) 仕事への復帰の時期は
家事や事務などの軽い仕事は、問題ないでしょう。
重たいものを持ったり、力を入れる仕事は退院時にご相談下さい。
草むしりや和式トイレに座るような体勢は、肛門に負担がかかるため取らないようにしましょう。

E) 退院後食事できをつけること
食事の内容については制限はありません。
刺激物である、赤とうがらし、青とおがらし(一味、七味、ゆずこしょう、タバスコ、ハバネロ)等は、体内に吸収されず便に80%まざってでるので、さけた方がよいでしょう。

以上が退院する時に病院でもらった注意点です。

  ちなみに



ちなみにですが、私は通勤の帰りに口さみしくなり、ワサビ味の柿の種を食べて翌日地獄をみましたw
朝排便をしてから笑い事ではないほど痛くてたまりませんでした。
ワサビ味の柿の種にもどうやら香辛料として、唐辛子が入っていたようです。
この痛みの中看護師さんの言葉が脳裏をよぎりました。「唐辛子は体内で消化出来ません。傷口に唐辛子を塗り込むような物なのでくれぐれも気をつけて下さい!」

痔瘻の手術後に気を付ける食べ物

手術後やこれから手術を受けるあなたはくれぐれも気をつけて下さい。

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